オンラインコンサートの可能性と、直近の課題

「オンラインコンサートについて考える」というテーマのオンライン会合に参加させていただいたので、個人的に考えたことをメモ。


機材や配信アプリをどうするかの課題もあるけど、やはり個人的には「コンサートとして、音楽の良さをどう伝えるか」が大きな課題になると感じました。


ただ弾くだけやリスナーと交流しながらの配信は、昨今飽和している配信者と比較されてしまう。

オンラインでは音質は落ちてしまうので、生演奏の魅力そのままは届けにくい。

ならば

「配信だからできること」を追求するしかないのでは?

例えば、野球中継やコンサートDVDのようなカメラワーク。

例えば、リスナー同士がリアルタイムに感想を話せる仕組み(都響が先月やっていた無観客コンサートの配信と、Twitterでユーザーがタグ付きで感想や解説をつぶやきあう流れ)。

例えば、録画した演奏に奏者による解説を重ねる(必ずしも演奏が生でなくて良い。奏者が演奏中に何を考えているのかとかも、リスナーは知りたいかも)。

など。


それらを効果的に行うことがイベントの成功に繋がるのではないだろうか。

配信でも、ふつうのコンサートと同じように事前の準備や告知、演出の仕込みが必要、と感じました。生配信アプリで告知し、有料放送へ誘導することもできそう。


発信の場として、既にWebを避けては通れない。

どのみち、しばらくはリアルのコンサートは実施が難しいのです。

なおかつ「今後数年は断続的なソーシャルディスタンスが必要」とも言われ始めました。

告知も、収録した音源を聴いてもらう手段も、もはやWebが主流になっています。


今のうちにWeb活用法―オンラインでの集客やファンとのコミュニケーションの方法、ネットを通じた収益化のノウハウー身に着ける、自分に合った使い方を研究したりすることは、きっとこの事態が収束してからも活きてくるような気がします。


エレクトーン周りでも「#おうちでエレクトーン」や、いろんなアーティストがコラボを募っていたりと、オンラインで音楽を楽しむ動きが盛り上がっていますね。

(私もいくつかの企画に参加しています。公開が楽しみ!)


良くも悪くも、何かが変わってゆくタイミングなんだろうなーって思います。

アフターコロナの世界がどうなっているかは想像が及びませんが、まずはこの事態が少しでも早く収束しますように。と祈りを込めて


うがい・手洗い・メガネ洗い!

素敵な画像はメガネcafe(@https://twitter.com/megane_cafe )様にお借りしました!

あづさ/kyoka's WebSite

週末エレクトーン/キーボーディスト「梓/kyoka」のWebサイトです。 編曲と合唱と鍵ハモと縦笛も少し。 元メガネ販売員/司書。眼鏡/メガネ/料理/着物/和装/図書館/アニメ/ゲーム

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