兼業音楽家のための、タスク管理の方法
前回「編曲許諾の取り方」について書いたところ、思いのほか反応があったので、
今回は「演奏権について」
・・・と思って準備をしてはいるのだけど、閑話休題
私自身が実践している「タスク管理の方法」についてお話ししようかと思います。
そもそも忘れっぽいのです
いい年して情けないのですが、「日付」「曜日」「数字」を記憶しておくことが私はとても苦手です。リハやレッスンの日はおろか、就職面接や発表会の日まで忘れた前科があります。
加えて「あれやらなきゃこれやらなきゃ」という謎のプレッシャーですぐ頭がいっぱいになるタイプの人間です。
おそらくこれからの人生でこれらが得意になることは生まれ変わらない限りは無いと思われるので、「覚えておくこと」「思い出すこと」にかかるリソースをいかに低く保つかを日々研究しています。
1.日付や時間が決まっている「予定」はGoogleカレンダーで
予定が入ったらすぐに入れましょう。「帰ったらカレンダーに入れよう」はほぼ忘れます。
歯医者で次の予約をするとき、カレンダーを確認したらその場で入力するのがおすすめです。
2.編曲や譜読みなど「音楽系のタスク」はTrelloで
何曲かを同時進行したり、クライアントやバンドメンバーに確認をお願いしていて返事を待っていること、案外あります。
「あのバンドの初回合わせいつだっけ?」
「この曲どこまで進んでたっけ?参考資料どこだっけ?」
というのも覚えておくのは大変なので、1曲1タスク(カード)にしてどんどんTrelloに書いていきます。
「締め切り」「サブタスク」「コメント」使うととても便利です。
3.「日常の細かいタスク」はTodoist
「振込をする」
「○○の録画を予約する」など
やれば終わる系のタスクはシンプルなToDoリストが管理しやすいです。
これも締め切りを設定しておくのがポイント。
4.「冷蔵庫の中身や日用品」もTodoist
めんつゆとか、シャンプーとか…
”なくなりそうだな””あれ買っておこう”と思いついたときに入れておきます。買ったら完了。入力はスマートスピーカーとかで音声入力できるとすごく便利。
日常のタスクとはフォルダを分けておき、買い物フォルダは家族と共用しておくと良いです。
5.【最重要】確認漏れを防ぐ方法
・iPhoneの「ウィジェット」を活用する
ホーム画面で右にしゅってすると出てくるアレ。
GoogleカレンダーとTodoistを表示するようにしています。
・思い出すべきタイミングで通知を出すように設定しておく
何かの提出期限なら1日前、家から徒歩1分の歯医者に行くなら30分前…など、「もし忘れてても、通知を見て慌てて準備すれば間に合わないこともない」くらいの時間に通知を設定しておくと良いです。
もし予定があることを忘れたまま遠出してしまったようなときでも、時間前に謝罪の連絡を入れられるという利点があります。
・スマートスピーカーを活用する
Google Nest Hub=キッチンカウンターに置いています。朝コーヒー淹れながらその日の予定を読み上げてもらってます。終日に設定している用事は「0時に済んだこと」になっているのか、読み上げてくれないのがちょっと課題かも。
Amazon Echo Spot=デスクに置いているとPC作業中に無言の圧をかけてきてくれます。
Googleと違いサードパーティのアプリが充実しているのは良いですね。
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